【ハネケ流老老介護】
老老介護を軸として、死への価値観と極限まで追い詰められた者の選択の皮肉さを描くミヒャエルハネケのパルムドール受賞作
人間らしく生きられないのであれば、せめて人間らしく死にたいと…
このレビューはネタバレを含みます
老老介護や見守る親族、そして誰もが訪れる死について、観た人それぞれが様々な立場や角度で感じるものがある作品だと思う。オーストリア、フランス、ドイツ合作の映画ということで、ハリウッド映画にはない良い意…
>>続きを読む結婚は覚悟
どんな局面であっても死守する、誓いみたいなものを貫ける覚悟がふたりにあるか。
ジョシュにはそれを貫いた結果があれなのだろうか。アンヌと交わした約束を守るための結果が、あれなのだろうか。
…
痛いほどに現実だったし、苦しいほどに愛だった。
終盤で一気に虚無感に襲われて、エンドロール後は感情ぐちゃぐちゃの思考停止状態なりましたわ。一晩経ってやっと整理できた気がする。(思い返しただけで泣けて…