カール・テオドア・ドライヤーセレクションVol.2にて鑑賞。サイレント映画を映画館で鑑賞したのは初めて。高名な画家のゾレと、そのモデルを務める美青年ミカエルを中心とした話。このぐらいの年代の話だと洋…
>>続きを読む㊗️カール・テオドア・ドライヤー
セレクション vol2 福岡開催🎉🎶
『ミカエル』 (1924)
🇩🇪ドイツ 95分 サイレント
●スタッフ
監督・脚本
カール・テ…
息子へのというよりは同性愛な愛情なのだろうけど、何があってもミカエルを庇い続けるゾレの愛がすごい。芸術家は不幸であった方が良い作品を生み出せるものなのだろうか。サイレント映画だけど音楽がとても良かっ…
>>続きを読む「裁かるゝジャンヌ」で”お前が跪いたのは天使ミカエルではなく悪魔だったのだ!”というような台詞があったが、天使の名を持った天使でも悪魔でもない放蕩息子の話だった。
お前ほんとに最初はスケッチとか描い…
年老いた芸術家が美しい青年を寵愛するも、次第にその手を離れていってしまうという、逆ピグマリオン効果みたいな話。
芸術家とモデルの愛憎入り混じった関係は面白いけど、同じような展開がずっと繰り返されてし…
劇場での正式公開が初ということで、ミカエルで初ドライヤー。
人物の顔のアップがとても美しかった。特に公爵夫人のカットはどれも良く、ミカエルの裏切りにも納得がいく。
対してミカエルはだんだん顔がバ…
ミカエルというより、ゾレの物語である。
彼とミカエルの愛憎半ばする関係はクィアネスを多分に漂わせ、1世紀の時間的隔絶を優に飛び越える説得力を持つ。
特にラストシーンの美しさは印象的かつ衝撃的でもある…
1924年作、サイレント。デンマークの作家ヘアマン・バングの自伝的小説が原作。
構図が美しいのはもちろんのこと、字幕と音楽も美しかった。
表情が豊か過ぎて、たまにクスリ。
ストーリーは、画家ゾレ…