わかる人にはわかる系の作品だった。自分はこの類の作品は苦手なので、本作の良さは全くわからなかった。最初から最後まで、頭にクエスチョンマークが浮かんだまま映画を観ていたのは本作がはじめてだった。映画…
>>続きを読むコスプレおじさんの現場周り。
難解かつ妖艶。ものすごく力のある作品に出会ってしまった。
カメラが不可視になった世界で、演じること。虚構と現実を区別していたレンズが不在となったとき、匿名的でのっぺり…
本作が初レオスカラックス。
解説を読まないとよくわからない作品って時点で映画としては好ましくはないけど解説を読むとすーっと謎が解けるのでうん、解説を読もう。
アコーディオン演奏かっちょ良かったなー
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このレビューはネタバレを含みます
2012年仏独。映画館の観客席から始まる。その後観客は、オスカーがリムジン内で次々と仮装し、複数の人生を演じる(生きる)のを目の当たりにする。嘘をついた娘に激怒するシーンで、オスカーは「お前の罰はお…
>>続きを読むレオス・カラックスの人生が詰まったような、かなり内省的な表現で敷き詰められた映画です。とても感覚的なので、文脈を理解しようとして観ると、おそらく混乱に陥ると思いますが、とにかくカラックスの『表現』な…
>>続きを読む数ある役の中で娘を迎えに行く父親役が印象に残った。娘は「私はお父さんに顔が似てるから」と言う。確かにドニ・ラヴァンは特徴的な顔で、役の人格というのは虚構だが、役を役たらしめているのは俳優の顔であり、…
>>続きを読むお盆のドライブの帰り道、父と私ちょっと喧嘩しちゃったんだ。その時父が言った
「こんなのキライだ。もっと楽しい話をしよう!前向きな建設的な話を!」
それで私が「だね!じゃー将来何になりたい?」
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