刺青の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 13ページ目

『刺青』に投稿された感想・評価

びーち

びーちの感想・評価

4.0

使用人と駆落した大店の娘が、騙された挙句、背中に女郎蜘蛛を彫られ売り飛ばされる。悲嘆にくれることもなく、彼女はその美貌でたちまち売れっ子芸者に成り上がる。生来奔放でパンキッシュだった気質に、刺青をさ…

>>続きを読む

若尾文子の妖艶な美しさに魅了される。悪女ぶりが最高。やっちまいな!てセリフはこれが原点か?
メリハリの利いた編集でテンポ良く物語が進むところが良い。
若尾文子が刺青を彫られる場面からいきなり始まるの…

>>続きを読む
刺身

刺身の感想・評価

4.5
ぜんぶ背中の女郎蜘蛛のせい

白い肌がぬるっとでるたびにみとれちゃった

着物が沢山床に散乱しているシーンが綺麗だったな

無彩色の日本家屋に
若尾文子の着物が鮮やかなのがとても映える
「お嬢さん、そんなにくっついてばかりいちゃ毒だよ」

新さんはきっと巨根で絶倫なんでしょうね

お話はまぁ…論理性、一貫性に欠けるので別に良くない

やっておしまい、人殺しがクセになっちまった等、ギャグ
勝五郎

勝五郎の感想・評価

4.8

若尾文子映画祭にて。

綺麗な映画です、若尾文子が素敵です。
私ゃ大ファン…という訳ではないけれど、この時代の大映映画といえばやはり外す事はできない女優さん。

健気な少女から悪女とあらゆる役どころ…

>>続きを読む

はぁーーーーーー今回のあややは妖艶…
手代の男と駆け落ちするも嵌められる。
商家の娘は女郎小屋に売り飛ばされ、男は殺されそうになり勢いで人を殺してしまう。
乱暴され背中には女郎蜘蛛の刺青を彫られ、身…

>>続きを読む
pherim

pherimの感想・評価

4.1

谷崎潤一郎原作、増村保造監督、新藤兼人脚本1966年作。手代の男と駆け落ちした先で騙され、背に女郎蜘蛛を彫られた商家の娘。若尾文子演じる溌剌とした娘が、蜘蛛に魂を奪われたように魔性化しゆく道のりを背…

>>続きを読む
てふ

てふの感想・評価

4.5

若尾文子映画祭2本目。手代の男と駆け落ちした商家の娘が女郎屋に売り飛ばされ、その美貌と器量で男を破滅させる悪女に堕ちていく。白く美しい肌に女郎蜘蛛の刺青を彫り込まれた、若尾文子の妖艶さが際立っている…

>>続きを読む
これは問題作‼若尾文子が悪女と化していく様、翻弄される男達の様が生々しい。刺青の蜘蛛が動くところは、とにかく艶かしく、宮川一夫の撮影によって、魔性の雰囲気をさらに出ていた。

質屋の娘の若尾文子は、手代の長谷川明男と駆け落ちするが…。

カットを割った作品だけど、普通のカット割とは違って、場面ごとにすごくメリハリを効かせてある。しかも一つ一つの場面がかっこよくて、圧倒され…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事