ハンナ・アーレントのネタバレレビュー・内容・結末 - 6ページ目

『ハンナ・アーレント』に投稿されたネタバレ・内容・結末

アレントが自分にしか出せないものを責任を持って発表したことが、生き方として尊敬できると思いました。

終盤のスピーチのシーンは演出や構成も分かりやすく感じられ、印象的でした。


また、登場人物達の…

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大学の授業でならったけど、ハンナアーレントがユダヤ人コミュニティの厳しい批判や大学をクビになってまで 悪の汎用さ を主張したのは知らなかった。。。
思考をやめた人間は、人間ではない、という主張。面白…

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ナチス政権が、アーリア人を優秀な遺伝子を持つ人種とし、ユダヤ人をアーリアの純血を汚す劣等な種族と位置づけて、非人道的な政策を実現できたのは、ヒトラーやその周辺の一握りの人間に狡猾に扇動されたからだと…

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アドルフ・アイヒマンのエルサレム裁判を傍聴することになった著名な哲学者ハンナ・アーレント。自身もユダヤ人として拘留された過去を負いながら、彼の思想や心理を冷静に分析します。

彼女は、誰もが理解しよ…

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「アイヒマンは、ただ命令に従っただけだと弁明した。彼は、考えることをせず、ただ忠実に命令を実行した。そこには動機も善悪もない。思考をやめたとき、人間はいとも簡単に残虐な行為を行う。思考をやめたものは…

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当時のことが知りたくて、勉強するために観た。彼女の学生時代の恋をしってから観たので、切なくなった。
ユダヤ人として、哲学者として戦争犯罪者をみなくてはならないことに葛藤した彼女の人生が描かれている。

『アイヒマン・ショー』でも、監督のフルヴィッツがアイヒマンの事を「やつは普通の人間だ」と言って周囲の反感を買う場面があったのだけど、これと根っこは同じではないかな。
戦後そんなに時が経っていず、生存…

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ドイツ出身の政治哲学者ハンナ・アーレントの思想と生活を描いた作品で、ナチスドイツにおける全体主義の考察や、彼女の提示した「悪」の概念に関する彼女自身の考察の過程が中心に据えられています。アーレントの…

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人類に対する犯罪の中には、ユダヤ民族迫害と同時に、ユダヤ民族のリーダー的存在がドイツ人将校と取引するなど、ユダヤ民族へある種のモラルハザードを引き起こしたことも含まれるのではないか。
アイヒマンはユ…

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「悪の凡庸さ」の定義は驚いたが、納得できる。
「理解を試みるのと、許しは別」という言葉は、全くその通り。
「誰でもなりうる」これは認めたくない人が大量に出るだろう…
凄い人だった。
VOL.5 P55

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