オスロ、8月31日の作品情報・感想・評価

『オスロ、8月31日』に投稿された感想・評価

薬物依存から立ち直ろうとする青年、社会復帰のために街に出て、ささやかな幸せとともに生活を送っている昔の友人たちに会ったりするうちに強烈な疎外感に襲われる。

その姿が痛いほど伝わる演出。普通に見えて…

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kanekone

kanekoneの感想・評価

3.8
町に出てきたことにより、周囲とのズレや軋轢を感じてどうしようもなくなったのだろうか。最後は1人静かに死んでいくのが悲しい。

「普通」という道を一度でも踏み外してしまうということ。
一度でも踏み外してしまえば決して元には戻れない。
その恐ろしさとそこで味わう孤独がこれでもかと
容赦無く描かれている。
踏み外した際に生じた「…

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マ

マの感想・評価

4.0
全てが異様に鮮明に聞こえる(想像で作られた幻聴も含め)か、全てがボヤけてるかどちらか

このレビューはネタバレを含みます

郊外の施設で麻薬中毒の治療プログラムを続けるアンデシュ。
彼は自殺願望にとりつかれていた。
リハビリも終わりに近づき、仕事の面接を受けるために外泊許可を得た彼は故郷のオスロへ向かい、友人たちと久々に…

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sho

shoの感想・評価

-

やっぱりトリアーの名を次ぐものじゃないか。ゼロからやり直すには年を取りすぎた30代半ばの青年の絶望と孤独がオスロの綺麗な町並みの対比される。現代の疎外感を見事に写し取って描いたヨアキムトリアーの第2…

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常に危うさが漂い、目が離せなかった
Omizu

Omizuの感想・評価

4.0

【第64回カンヌ映画祭 ある視点部門出品】
『テルマ』ヨアキム・トリアー監督の長編二作目。『リプライズ』『わたしは最悪。』を合わせて「オスロ三部作」と呼称される。ノルウェー・アカデミー賞であるアマン…

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麻薬中毒の治療プログラムを受けるアンデルシュは自殺願望を抱えながらもリハビリも終わりに近付いたことで外泊許可を得、故郷のオスロへと向かう。かつての友と再会するも話は弾まない。就職面接へ向かうもうまく…

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