あどけない8mmの粒子の中に、のちの巨匠の遺伝子がすでに猛り狂っている。言葉が他者を射抜き、虚構と現実が激突するスリリングな出発点。
東京大学の映画研究会時代に撮られたという事実以上に、この映画に宿…
8ミリフィルムで映画を撮りカサヴェテスオマージュのまさに顔の映画になっている大学時代の作品。
夜にグラウンドでサッカーを延々やる所はスーツの白シャツとサッカーボールが闇の中で光ってみえてフィルムの…
劇中の濱口はずっと何食わぬ『FACES』をしてたけど、ずっと小さなイジメ(軽無視)みたいな空気は感じてたと思う。
それは多分、のちに何者かになる人物は学生の頃から「遊びに対しての本気度」も普通の人…
感動を生めるということは、笑いも生めるということか。濱口監督は実はコメディもめっちゃ向いてると思う。
東大卒の濱口監督がこんな生き生きとした生意気ボーイを演じれることに驚きだし、演じれるということ…
8mmフィルムの親密さ。粗い粒子の褪せた青空を背景に、浮かび上がる人物の黒いシルエットが印象的。電車内で、かの女の顔にさす柔らかな陽光・・・。そして、その時その場にある流動的なノイズ(偶然)への開か…
>>続きを読む辞書の文章は、極めて客観的で感情を排除したものであるが、そのような性質の文章を音読するからこそ、些細な感情のニュアンスが鑑賞者にも伝わる。あの電車のシーンは奇跡みたいだった。
「夏めくのつぎはナツメ…
8mmフィルムと競馬場
濱口竜介監督の初期自主制作映画。羽田空港〜大井競馬場〜浜松町周辺を描いた青春映画なのだが、粗すぎるフィルムが独特な雰囲気を醸している。濱口竜介監督自身も出演して、独特な間合…
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