何食わぬ顔に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)- 4ページ目

「何食わぬ顔」に投稿された感想・評価

濱口竜介映画の根っこを見たような気分だ。「親密さ」へと繋がり、基調低音となっていく「演じるということ」「対話」「関係性」「偶然」といったワードが鮮やかに浮かび上がってくる。映画として確かな手触りがあ…

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ひる

ひるの感想・評価

4.5

元祖『親密さ』。制作背景と作品世界の境界線の曖昧さ。個人映画の粗雑さが「ならでは」として昇華するラストの手振れ疾走場面に歓喜。フィルム忘れて空港に戻らせるとか性格悪いなぁ思ってたら、案の定濱口さん性…

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このレビューはネタバレを含みます

記録

荒い画質 
カラーフィルム

羽田空港
大井競馬場

松井君の口ずさむ
「この空を飛べたら」

映画を作る映画
タイトルはその作品名

作品の役名の方が本作の主演者の実名というメタ構造。
最…

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KOUSAKA

KOUSAKAの感想・評価

4.2

『何食わぬ顔(long version)』サンクスシアターで鑑賞。濱口竜介監督、ホンマにすごい・・。2002年の初長編作品ということは、この時点でまだ20代前半とは・・😵

8mmやから映像は粗いけ…

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制作当時、濱口さん23歳くらいか……
いやーすげえ……
クソーすげえとしかいいようがない

なんかもう既に確立されたものがある。
男女の関係の苦味と、人間の矛盾した感情のままならなさ。その自然さ。

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files

filesの感想・評価

5.0

映画サークルの学生が作った映画を見るのは初めてだった。濱口監督の映画を見るのも初めてだった。
だから、2020年の今ではなく、2003年の上映会に呼ばれた学生の気分になって見た。

華やかな音楽の代…

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濱口竜介、演者としてバリバリ出てきて驚いた。そして若い!!!顔のクローズアップ多い。顔の映画。確かにこの時の濱口竜介はいじめっ子顔だわ。
kohei

koheiの感想・評価

4.2

サンクス・シアター1本目!東京大学在学中に撮られた8mm作品でちょっと画質は悪いけど、カサヴェテスの影響を強く感じるハマグチ初期の傑作中編。紛失、遅刻、欠員、疾走、到着……電車を起点としたそれらの身…

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ショートバージョン。これこそ学生が撮る究極の内輪映画なんじゃないか。取り留めのなさが詩になる。最後の「頭の中のサッカー」のシークエンス、クールすぎるだろ……。
発される言葉ではなくそれを聞く顔がカッ…

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堊

堊の感想・評価

4.7

ショートバージョン。これしかないという時代の光。「むしろそういう胎教したいんじゃないかな?」「ハマグチです」「達人同士はあたまんなかで将棋ができる」「馬はきれい」。
自主映画で上野動物園前の直線見る…

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