初っ端の音楽と語りで、もう好みの作品だというのが分かってしまった。音楽と映像(とくにロケーション)のマッチ具合が凄すぎる。これだけでずっと観てられる。終盤で、修道院を決然と出て行くマルケータが最高だ…
>>続きを読むストーリーを追うのは早めにリタイアしたが、雄大な映像美に圧倒された。音楽に先導される活劇、もはやミュージカルかのようにそこに独特な軽妙さを生み出していた。『七人の侍』の如く描かれる地に足着いた合戦シ…
>>続きを読むうつむいた時に流れる髪、引き倒されて乱れる髪、教会でなぜか突っ伏して散らばっている髪…触りたくなる質感
その繊細な髪の間から見える目や表情が不気味でドキッとする
瀕死のミコラーシュ見て笑ってるかと…
このレビューはネタバレを含みます
すごい!何一つ理解できなかった!
事前にホームページのあらすじは読んでたんだけどなー。映画観てても、え、これ本当にあらすじ通り…?って感じ。
でもとにかくすげえショットが多いから、長尺にも関わらず…
2022/07/06㈬
渋谷イメージフォーラムにて鑑賞。
ここ数年モノクロ映像の美しさにハマッているので「日本の古典を題材にした映画」や、『異端の鳥』のような「東欧の映画」を観る機会を増やしていま…
気になっていた1967年のチェコ映画『マルケータ・ラザロヴァー』を見てきました。
見たのはいいものの、この映画に対しての前提知識や不明点が多かったので、勉強がてら備忘録として残しておきます。
まず…
このレビューはネタバレを含みます
なんだったんだこれは?
物語がいつまでも私を追いかけてきててある種の恐怖すら覚えた。
途中までアレクサンドラの話じゃん…
と思ってたらいきなり話が動き始めたし。
個人的には第一章で十分お腹いっぱい…
1967年に当時のチェコスロバキアにて公開された作品であり、その後の国家情勢により見送られた日本での公開が今年実現した作品。
13世紀の中世を舞台といた世界観において、小さな罪から始まる影響力の…
© 1967 The Czech Film Fund and Národní filmový archiv, Prague