裁かれるは善人のみに投稿された感想・評価 - 6ページ目

『裁かれるは善人のみ』に投稿された感想・評価

権力を盾に不当な土地買収を計画する市長に対し立ち向かった市民の結末を描いたロシア映画。

2022年97本目。

『ラブレス』のアンドレイ・ズビャギンツェフ監督作品です。『ラブレス』ほどの不快な胸糞…

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sasa

sasaの感想・評価

3.7
なすすべなく巨悪に踏み潰される民。富む者のためだけの宗教。独裁への批判だけでなく、人間の弱さも見逃さない。巨大なクジラの骸は、正義や神という強く大きなものの死の暗喩か。
あろは

あろはの感想・評価

4.0

ロシア人監督、アンドレイ・ズビャギンツェフ長編4作目にあたる作品。

持てる限りの権力を振りかざし、傍若無人な振る舞いで弱者から搾取していく傲慢さを前に、自然の富までもが枯渇していく。

ロシア国内…

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結局、世の中ってこういうことの方が多いんじゃないかなぁと、やけに説得力とリアリティのある映画でした。

悪い奴はいつでもどこにでもいるということは、それに泣かされる人がいるということ。そしてその泣か…

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arch

archの感想・評価

2.8

今のロシアにも通ずる権力者によって葬られる市民の構図が本作では描かれる。ポスターにあるクジラの死骸は、腐敗した体制の象徴のようだが、今となってはロシアという国そのものの象徴になっている気もする。

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orixケン

orixケンの感想・評価

3.5

ロシアでは権力者に逆らうと刑務所入れられたり土地をとられたりする。教会も権力者に大きな援助してもらえれば弱者のためには祈らない。すごく皮肉で反権力の映画だと思ったけど、それにしても皆よくウォッカ飲ん…

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蘭奢待

蘭奢待の感想・評価

4.0

タイムリーなロシア映画。ロシア的全体主義な象徴たる市長の権力と、イチ住民の確執。友人の有能弁護士が市長を追い詰めるが…
わずかにアジアンテイストの混じる美人な奥さん、その夫である瞬間湯沸かし器的主人…

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chicken

chickenの感想・評価

3.7
タイトルからして後味悪そうな香りがするが案の定...

信仰心のある悪人と信仰心のない善人たちのそれぞれの結末の差にとても皮肉を感じた
脚本賞取ったのは納得
okimee

okimeeの感想・評価

4.2

市長室のプーチンの肖像が若い....

海に浮かぶ壊れた船..そして、クジラの骨..!!
なんとゆうロケーション。

「何ひとつわからない」
そ、そして、、つらすぎる、、、
シャベルカーで無惨に壊…

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hisauk

hisaukの感想・評価

3.7

ロシアの小さな町で自動車修理工のコーリャは祖父の代から暮らしている。
再開発を推し進めたい市長はその土地を不当に安く買い取ろうとする市と係争中だった。敗訴はするものの友人の弁護士がコーリャの希望額で…

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