雪の轍の作品情報・感想・評価

雪の轍2014年製作の映画)

Winter Sleep/Kis Uykusu/Sommeil D'hiver

上映日:2015年06月27日

製作国:

上映時間:196分

ジャンル:

配給:

3.7

あらすじ

『雪の轍』に投稿された感想・評価

諒
3.5

ホテルのオーナーである元役者のアイドゥンは若い妻と裕福な暮らしをしていた。
その一方、家賃もろくに払えず、家賃の代わりに家具までアイドゥンに持って行かれている者もいた。
その者イスマイルの子供はアイ…

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Aoyoao
4.8

心の芯まで傷つけ、赦し、踠く、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の濃密な196分の愛憎劇。

カッパドキアの雄大な風景と厳しく哲学的に罵り合う会話のギャップが凄まじい。
長回しカットによる妹、妻、家賃を滞…

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このレビューはネタバレを含みます

多分人生初のトルコ映画。3時間の長尺映画だったが、飽きずに見れた。人間同士がお互いの意見をぶつけ合う、罵り合うんだけど、これが見た事ない国の見た事ない言語だから、(カッパドキアという特殊な風景と雪景…

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4.7

不穏でザラザラとした人間関係。遠回しな嫌味、皮肉、当て擦り、批判、面罵。ドス黒い本音が時にオブラートに包まれ、時に直接ぶつかり合う。我々は普段、他者との考え方の違いや立場の違い、それによって生じる摩…

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3.4

イライラした人たちばかりだけど強いて言えば主人公の感覚が一番自分と近い。昔カッパドキアの洞窟ホテル泊まったなー懐かしい。その時に限らず、気さくだったホテルスタッフも見えないところで色々抱えてるんだな…

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この作品を観ながら、善悪云々よりもそれに気付けているのかが主題なのでは
‥?と感じた。

誰しも自己肯定をしてしまうしエゴに満ちているものだ(私を含めて)。
自分より強い人には卑屈になり、自分より弱…

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3.6

カンヌ映画祭パルムドール受賞作のトルコの映画。

世界遺産のカッパドキアの洞窟ホテルのオーナーの男は親の遺産もあり美人の若妻もいて何不自由ない暮らしのように思えるが、その内側に入るとところどころ綻び…

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チェーホフ「妻」に材を得た、ヌリ・ビルゲ・ジェイランの2014年作品。雪に閉ざされたホテル。オーナーは、妻、妹、部屋代を滞納する一家などに悩まされ、やがて不寛容な自分を見つめ直す。

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