小説「悪童日記」の実写映画化。戦時末期の過酷な生活環境の中、主人公の双子の順応性の高さや他者の意見に左右されない意思の強さは、哀しみを伴いつつももはや怪物的。静かに淡々と進む物語や色味のない冬の風景…
>>続きを読むヨハン・ヨハンソン作曲ということで観ました。
オランダ静物画のような色彩・ライティングの画が多く非常に美しかったです。
ヨハンソンの1番耳に残る曲は後に手掛けるメッセージの劇伴と似ているかも。
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敬愛するアゴタ・クリストフの原作3部小説
①『悪童日記』
②『ふたりの証拠』
③『第三の嘘』
内で唯一の映画映えするであろう処女作①の映像化作品。
映像作品としてはPG12というゆるゆるRat…
公開時劇場で。随所で、ルイマル『さよなら子供たち』、ジョンブアマン『戦場の小さな天使たち』やアランパーカー『アンジェラの灰』などを思い起こしたりもしたが、原作の力強さが滲み出てて圧倒された。クリスト…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
流れ的にどんどんクソガキになっていくのかなと思ったけど、おばあちゃんとの間にちゃんと絆とか愛を感じているのが良かった。あんなメス犬?メス豚?の子供とか呼ばれてたのに、母親よりもおばあちゃんを選ぶシー…
>>続きを読む同名小説の映画化作品。
「ぼくら」の日記を通してストーリーを追う形式。
戦時下において一個人の意思は力を持たず、理不尽と暴力が横たわる。そんな為す術がない状況の最中、双子は生きるため強くなっていく。…
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