自分の理解力が足りないだけだと思うが、あんまり入ってこなかった。なんとなく「生き辛いんだろうな」、ということと、息苦しさは伝わってきたけど、いまいち胸にガツンとこなかった。
女性の喫煙シーンが多いこ…
ルーニー・マーラとケイト・ブランシェット。恋に落ちる時の微妙な目線や小さな仕草がとても繊細に、とても丁寧に描かれる。心という概念的なものの動きを最上級の方法で物理的に写していると思った。普通ではない…
>>続きを読むふと思い出して観たくなった映画。
今回で3回目の視聴。
原作はパトリシア・ハイスミスの小説。
彼女は死後に残された日記やノートから、レズビアンであることが公然となった人物だ。
『キャロル』はハイス…
このレビューはネタバレを含みます
「天から落ちてきた人」
テレーズにピッタリの言葉だった。
ずっと見ていたい可愛さ、綺麗さ。
キャロルと会わない日々でのテレーズの成長も良かった。
ランチの誘い、家への招待、旅……すべて受け身だった…
舞台は1952年のNY。当時の街並みや衣装、自動車のフォルムに魅かれる。とくに、悩めるセレブリティを演じたCate Blanchettがはまっている。ベージュのパッカードを運転する姿がとてもよい。ほ…
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