相当前に観た映画を記録としてメモ。記憶が曖昧。美味しいアン作りを手伝う役を樹木希林さんが演じる。そのアンのどら焼き屋に人が集まるようになる。しかし、彼女がハンセン病の施設の住人であることがわかると、…
>>続きを読む樹木希林はオーラのある人だけど、この映画ではそのオーラを完全に消し去って世界に溶け込んでいる。
あらすじを聞いてドタバタ奮闘記みたいなものを想像していたので、あまりにスローテンポでミュートされた内容…
舞台は、東京・東村山にある久米川駅周辺。
近郊ならではの風景に季節の訪れを告げる木々の色が美しい。
私も以前、本作の舞台になっているとはつゆ知らず、久米川駅付近を車で通りかかったときにすごく穏やか…
派手さは全くないが、樹木希林の演技がかなり良く、それだけで観る価値がある。
ストーリーとしては、どら焼き屋の雇われ店長の元に「安くてもいいから雇って欲しい」と樹木希林がやって来て、彼女が作るどら焼…
【現実の差別、社会問題に対して映画が出来ることは?】
ハンセン病と、その患者に対する差別を描いた作品。現実にある問題を魔法のように『解決』するような違和感のある描写は無かったが、逆にそれらの問題に…
©2015映画『あん』製作委員会/COMMEDESCINEMAS/TWENTYTWENTYVISION/ZDF-ARTE