映画への自我が芽生えてから観たものの中でいちばんだった。
生きる者全てへの祝福。生と死の肯定。
なんてロマンチックでリズミカルな映画。西洋の寺山修司のような。オカルト的なギミックも多々あり流石ホドロ…
ホドロフスキーの自伝的・遺言的意欲作『リアリティのダンス』の続編。思いのほか真っ当に続編で、思った通り変な映画だ。変、と思えるほどには私は「正しい言葉で育てられた正しくなさ」を有していて、あふれ出る…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
エンドレスポエトリーを今夜観た。自分が軸としてもっているもの(家族、友情、夢、愛、お金、時間など、人生におけるものまるごとぜーんぶ)を生まれ故郷の海に全部捨てて、旅に出たら初めて、私は私を知れるので…
>>続きを読むリアリティのダンスのラストシーンから始まる、ホド様自伝第2章。前作の重く悲しいトーンから打って変わり、自由を求める少年(青年)の束の間のお散歩を見ている感じ。青年期のカラフルな心の躍動に観客は救われ…
>>続きを読むこんな映画観たことなかった。手法が斬新で…たまげた。
メッセージは、
生きるのに理由なんてない。ただ生まれて死ぬだけ。だったら色んな柵から解放されて、生きたいように生きればいいじゃないか。他人がどう…
映画館を出て歩いた帰り道で、おめでとう、ありがとう、と、何回か交互に心の中で言った。
前売り券のチケットをもう一度見る。主役(ホドロフスキーさん)不在に見えるけど、光がそこにある。
精神的に圧されて…
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