シルヴィア・バタイユさんの“硬く軽やかに、楽しげに用心深く”動き回る姿に、「ローマの休日」を妹とするお姉さん作品、を感じてしまったから、高得点。
「(一応の)平和な中で今、映画を観ている幸せ」という…
映画史に燦然と輝くブランコ場面!老いも若きも子供も坊さんたちも若い娘に目が釘付けになる。ピクニックに訪れた商人の一家は祖母、父、母、娘、それに使用人と思しき冴えない小僧が帯同している。郊外に到着した…
>>続きを読むうわーすごい。ムルナウ『サンライズ』と同じくらい完璧に構築された画面の数々で映画全体が満たされている。しかし不思議なことに、窮屈な感じはしない、むしろのびのび足を広げていて、大きく息を吸い込むと、微…
>>続きを読む都会の女と田舎の男がたまたま出会って結ばれかけるが突然の雨で断ち切られる(ほんと急に天気悪くなる)。図式的、寓話的な内容だが、例によって複数人が同時に動き、外ロケで背景の草木も揺れているからわちゃわ…
>>続きを読む緑が目に浮かぶモノクロの自然美。
田舎者は都会に憧れ、都会人は田舎の自然を愛す。というわけでパリジェンヌは草の上の昼食がお好き。お気に召すまま戯れて。
漕いだ分だけ大地から離れ、少しだけ空の青に…