どんなドキュメンタリー映画よりも本当の世界の残酷さと美しさがあった。
写真がどんなもんか、写真を知らない人でもわかる
映像と写真とサルガドの語り
人間の歴史は戦争
終わりなき狂気、凶器の歴史
…
写真とかって、結局写真だと思ってたんだけど、何かの本で目を奪われた写真があった。それがセバスチャンサルガドだった。
この人の写真は、なんていうか…すごい。彼の目を通して、世界を見てみたい。例えそれが…
言葉を失うほどの写真の数々。
壮絶な写真を目の前にして
同じ時代を
呑気に過ごしていた自分を
恥ずかしく思った…
これは、神の眼を持つ写真家
セバスチャン・サルカドの
写真家としての変遷を
映し…
このレビューはネタバレを含みます
「写真家(フォトグラファー)の人生の映画?
では言葉の意味から始めてみようか
ギリシャ語で″フォト″は「光」
″グラフィン″は「書く」「描く」
″フォトグラファー″とは「光で描く人」を指す
光と影で…
フランス映画祭にて。
恥ずかしながらサルガドを知らずに観たので、邦題から勝手に環境絡みかと思ってた。一人の写真家の作品のインタビューと写真から広がるスケールは無惨に奪われた人命たちにも及ぶ。写真家…
このレビューはネタバレを含みます
サルガドとベンダースの彗眼に触れられた気がした。
今まで自分の中でサルガドは悲惨な現場を美しく切り取った写真のイメージが強かったけどこのドキュメンタリーには彼の写真への見方を変てくれほどの力があった…
©Sebastiao Salgado ©Donata Wenders ©Sara Rangel ©Juliano Ribeiro Salgado