とあるど田舎の村で旧家として栄華を誇った家柄の主人大河内伝次郎は、会津磐梯山に歌われる小原庄助のような人物であり、朝寝朝酒朝湯はもちろん、おだてられると頼みを断れず散財の日々、そんな日々が終わる(始…
>>続きを読むのどかな田舎の風景。ロバに乗って散歩する小原庄助さん。
村の人々に請われるままに寄付したり、昼間から酒を呑んだりと、なんの屈託も無く先祖伝来の財産を蕩尽していき、果ては無一物になっても、なお恬然とし…
清水宏「小原庄助さん」普通に面白いのだが、公開の1949年がGHQの農地改革で日本中で旧家没落の光景だらけだったのを思うと観客にはセミドキュメンタリーみたいに受け止めたのかも。なのに全然湿っぽくなく…
>>続きを読む