ミシンと木魚とお経のマッシュアップ。
ロバに乗ってるのはアメリカ映画っぽいなぁと思っていたらブックレットにはジョン・フォード『若き日のリンカン』のようだと書いてあった。みてないな…
集中力が足り…
小原庄助さんがお金もないくせにこんなに気前がいいのは、村の人たちとの関係と長年の習慣によるのであって、しかしだからと言って彼が人々を愛していることに変わりはない。というか、愛もまた他者と歴史に規定さ…
>>続きを読む最高の映画。どのカット、どのシーンもすばらしい。
個人的には、ロバが1人で家に帰るところ、結婚式帰りのバスが止まるところ、ラストシーンの切り返し。白黒なのに、パリテキサスのような空の青を感じた。
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ラストカット、最高。
新たな気持ちで新年を迎えられそうな、年末にふさわしい作品だった。
会津磐梯山の歌詞に出てくる、小原庄助さんとはまた違った、清水監督の解釈による庄助さん。
今まで観た清水宏…
民謡「会津磐梯山」に登場し、「朝寝、朝酒、朝湯が大好きで〜、そ〜れで身上をつ〜ぶした」と唄われる架空の人物「小原庄助」。
本作はそんな「小原庄助さん」というあだなで呼ばれる主人公が、気前よく村人たち…
ロバが歩くショットを中心として田舎の風景描写に情感がある。細かい所作や言葉の中に可笑しさを見つけ出す視点が温かい。ミシンと木魚のモンタージュが気持ちいい。
大河内傳次郎の気の抜けた普通のおじさん感が…
どう考えても小津より清水だろ、
二桁は観てるけど全作品観たくなるのは清水宏の横移動撮影とドキュメンタリータッチが胸に響くからか。「小原庄助さん、何んで身上ツブしたぁ〜」大河内傳次郎作品は観たいのが無…
清水宏(×小津安二郎)特集が神保町で行われているということで、DVDレンタルできない今作等を見ようと思ったけど、全く不安は抱かなかったとはいえ図らずも清水作品の初劇場鑑賞となったこの作品が毎度の如く…
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