終末期の患者のそばにいてできることは何か。
ティムロスが、看護師を静かに丁寧に演じています。
患者の身になり尊重して、心を許せる存在になっていく。建築家とのユーモラスな交流がよかった。
家族との…
「或る終焉」鑑賞。
まずこの邦題に拍手!これは一種の“ロードムービー”だ。かと言って典型的なロードムービーではない。今作によって今後の映画界に大きな影響をもたらす新しいジャンルの誕生でもあった。まさ…
静かな映画だ。音楽が一切使われない。自然の音、生活する音、静かに会話する音だけが聞こえてくる。最後の衝撃的な音を除いて。終末期の医療を主に専門とする、訪問看護師の男の日常が、淡々と丁寧に、しかし迫力…
>>続きを読む『或る終焉』(原題: chronic)
在宅ターミナルケアを行う看護師デイヴィッド。彼と患者の特別な関係性を淡々と描きながら、命の在り方を問う衝撃作。
鑑賞後、しばらく呆然として、自分のいる世界に戻…
素晴らしかったです。久しぶりに映画見て泣いた。間違いなく今年のベスト5に入ってくる。前作も良かったけど今回も期待以上。主人公の彼はいつも生と死に挟まれてて心配になる。原題"CHRONIC"はchro…
>>続きを読む在宅ターミナルケア専門の看護師を描く、ハードな人間ドラマ。
息子を病気で失い、家族とも疎遠になった主人公は、ある意味生きている様で死んでいる。
彼は死を目前にした患者たちに寄り添い、家族よりも緊密な…
©Lucía Films–Videocine–Stromboli Films–Vamonos Films–2015 ©Crédit photo ©Gregory Smit