すご。
音楽のない長回しの定点カメラの中で、最小限の情報をもって、画面の中に吸い込まれていくと同時に観客に色んな想いを張り巡らせ、常に何かを問いかけられるような…。
与えられた情報によって、知らずの…
使命や愛情を持って、というよりは何かに憑かれたように終末期患者の介護に没頭する訪問看護士のデヴィッド。担当患者が亡くなると、また次の患者を探し、仕事の合間にはジムでトレーニング(おそらく仕事のためだ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ターミナルケアを専門とする看護師が、死を間際にした患者と関わる姿を描いた映画。
監督は「父の秘密」のメキシコの新鋭マイケル・フランコ。
同じく人生の最期の瞬間を見届ける人物が主人公の「おみおくりの…
物語と共に少しずつ輪郭がハッキリしてくるデヴィッドという人物。
自身が心情を語るシーンはなく、淡々と進む看護師としての介護の日常。
ラストシーンは衝撃、としか言いようがなくて、え?と思ったまま無音…
前作の父の秘密が凄かったから観に行きましたが、今回はさらに考えさせられる作品。
ディビッド(ティム・ミスターオレンジ・ロス)はターミナルケアを専門とする看護師。ある意味この様々な最期に立ち会うの…
『或る終焉』観ました。”行間を読む”系の作品で、徐々に話の内容が明かされていくスタイル。最初は?なシーンが多くとも、終盤は”なるほど、そういうことだったのか。”と感心させられた。ただ全体を通して主人…
>>続きを読む終わる寸前になんとなく予想した展開だったのに、びっくりして口が開いたままになった。
なんとも言えない気持ちになる。
なんだろな。結局なにが言いたいのか、わかるような、わからないような。いろんな受け止…
この静寂はラストの「或る終焉」の為にあったのか。
ホラー以外で、体がビクッと動き、「うわっ」と声を出してしまった。
静寂、音楽のない長回しの定点映像の中で、
視覚に入る情報は限られる。
むしろ、こ…
『終焉』の形は、人によって様々である。そして、それがいつ訪れるのかも。
主人公のデヴィッドは、終末期の患者をケアする、在宅看護師だ。
彼と患者の間のやりとりがメインになるのだが、これはよくある『お…
すごいものを観た…。
無音のエンドロール後も立てる気がせず、なんならちょっとこのまま横にならせて…と思うほど容赦無かった。
本編にも音楽は一切なく、確信的で挑発的なまでに説明を除いたクールな描写と長…
©Lucía Films–Videocine–Stromboli Films–Vamonos Films–2015 ©Crédit photo ©Gregory Smit