原発、世界の終わり、死、異国、アンドロイド…半端なく退廃感が漂っていた!
アンドロイドの読み上げる詩や、窓の外の景色が美しい…
私は自分と対話していただけなのね馬鹿みたい、みたいな台詞が良かった。
…
あーっ、原作平田オリザか〜!
平田オリザっぽい!!
難民とアンドロイドっていう独特な組み合わせが舞台的だなという印象。
退廃的なはずなのに自然は美しいみたいな相対性。
日本人はさびしさのない国…
宮台真司おすすめ映画で鑑賞
放射能汚染された日本から抽選で順に避難するのだが、それに外れるのは二世だからとか難民だからとか若くないからとか女性だからとか…。
主人公はアンドロイドと住む病弱な外国人女…
世界観がアンドロイド、原発、難民、国籍等織り込まれており、抗うことができない儚さを感じた。
アンドロイドとの芝居を初めて観たが、人間とは違うキャッチボール、反応はあるがそこには無機質なものが跳ね返っ…
度々闖入者を登場させる深田晃司監督だが、今回はアンドロイドが違和感なく画面に登場する。誰もいなくなった街に残る、ターニャとアンドロイドの長い時間経過は素晴らしい。死を待つターニャと命をもたないアンド…
>>続きを読む深田晃司監督の2015年、ディストピア的作品。静寂の中、美しい野山と風になびく葉の音が聞こえる山の中のモダンな一軒家、その家の窓から見える風景とソファに横たわる金髪の女性と彼女の使用人であるアンドロ…
>>続きを読む原発事故を扱った深田晃司監督作品。
原発事故発生した日本で、日本は終末を迎えており、国外に避難する人々が続出しているという設定。
そんなさなか、日本から避難できない(しない)女性(ブライアリー・ロ…
舞台演劇の方は観てはいないけど、うまく世界を広げられているのではないかと思った。光を巧みに調整する演出は、舞台から得た発想かと感じた。
どこかで観たようなカメラワークや芝居の演出からは監督はフイルム…
(C) 2015『さようなら』製作委員会