名匠ナンニ・モレッティが自身の体験を基に、親の死を経験する1人の女性の複雑な心境を丁寧に繊細に描いたヒューマンドラマ❗️
マルゲリータ(マルゲリータ・ブイ)は社会派作品を得意とする映画監督。自分…
ナンニ・モレッティ監督の作品には、
地味ではあるが、繊細で丁寧、
寄り添うような静かな優しさを、
私は感じます。
これがハマる、ハマらないは人それぞれの感性かと思うのですが、私は、「息子の部屋」は…
イタリアを代表するナンニ・モレッティ監督作。今作が初体験。
カンヌでエキュメニカル審査員賞受賞。トロント、ニューヨーク、ウィーンなど
の国際映画祭出品作。
本国イタリアのアカデミー賞にあたる
ダヴ…
難航する仕事と年老いた母親の介護に追われる、ひとりの女性映画監督を主人公にした傑作。
タイトルは「MIA MADRE」だが、自分ではどうにもならないものを前にした人間の姿という意味では、モレッテ…
良かった。
非常にまっとうな作品という気がしている。ちょっと変なシーンも(車壁ドンとか誕生日のダンスとかバイク練習とかトイレ行けないとか)さらっとしていて良い。
あとラテン語ってのがなんだかとても良…
過去記録メモ
モレッティは、イタリアの良き伝統を体現している監督だと改めて実感する映画。何もかもうまくいかなくなる時の人間の小さな「爆発」をあれほど良く映画に定着させた例を私は知らない。(> 母の前…
このレビューはネタバレを含みます
A.ペルトの音楽の魅せる静謐な高揚感が相応しく映画に聴き映えである。
マルゲリータは労働問題を撮影する社会派映画監督として現実に向き合う最中で、同時に病床に臥す母親とも向き合っていきながら「母」とい…
ズンと来たな…
監督の自伝的ヒューマンドラマ。
余命わずかの母と接する女性を描いてる。
母とのやりとりはそんなには多くなく、日常を全部描いてる感じだった。
母親の病気と主人公の映画の撮影が重なっ…
母と娘。
性別が女性である事を除けば、監督の自叙伝的映画になるのかな?
教師の母に育てられた女性監督マルゲリータは社会派ドラマの映画を撮っていた。同時期に自分から恋人から去る身勝手な強さ。父親に親権…
© Sacher Film . Fandango . Le Pacte . ARTE France Cinéma 2015