9月11日、それはあの日以来アメリカにとっては「テロとの闘い」を意味する重要な日なのかもしれないが、チリにとっては希望の芽が潰え、そして悲劇が開始された日を意味する。ベトナムの大地を枯らしたアメリカ…
>>続きを読む大統領選挙に合わせて再見。第一部、第二部が概ね時系列順に1973年の9月までを書いているのに対して、第三部は、二部までの時系列から「人民」を焦点化して語り直す。工場が拠点になるのをみて、基幹産業を場…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
私が世界の情勢や近代史に無知なだけだがこの映画を見るまでこの事件もチリという国の歴史も知らなかったし、それを知れたことも大きかったがそれ以上に国も時間も超えて今生きる人々へも響く、他人事ではない普遍…
>>続きを読むチリはなにと闘ったのか?
資金提供に次ぐ資金提供、数多くのCIAの潜入、あらゆる手段で議会を侵食し実質的に右派を操縦するも正当手段でのアジェンデ弾劾は失敗。そして次に取り組んだのが、資金提供を餌に…
知識がないとついて行き辛い。
これを民主主義との戦いと捉えるバカがいるが
民主主義国家におけるプロレタリア社会を理想とした人民の闘争である。
帝国主義とはなにか。民主主義とはなにか。
魂が震える。
…
「史上最高のドキュメンタリー映画」
これは映画の範疇をはるかに越えている。圧倒的な熱量に全神経が支配された。
インタビュー形式で臨場感あふれ、ナレーションが永遠と続く。観客もかなり疲労する。とに…
(c) 1975, 1976, 1978 Patricio Guzmán