「本当に ここではぐっすりと眠れるものね」
こういう映画だいすきだ、冒頭ショベルカーが土を掘り起こしていくところをひたすら映しつづけるカメラワーク、きのうみた同監督の「ブンミおじさんの森」をおもい…
リズムに慣れるまでは、ぼーっと眠気に誘われ続ける。どこかでアピチャッポンのリズムに慣れてくると、過去や夢や死後と何気ない日常が自由に混じり合う世界観に心を委ねて力みのない気持ち良さに満たされる。
…
案の定寝た。が、面白かった。
カメラの移動がないのに執拗に長いショットは時間そのものを記録しているようで(したがって眠くもなり)、物語もタイの田舎の風景に古代の王宮の記憶が重なって浮き上がる話だし…
父は私の年齢に合わせて見せる映画を変えており、昔はゴジラばっかだったのにこの時はイメージ・フォーラムをやたら推してた。その時に観た一本がこれ。正直ここまでアートな作品を今まで見たことが無く、あの病…
>>続きを読む新文芸坐オールナイト上映2本目
寝言も言わないし寝返りも打たない。眠り病と呼ばれる病にかかった人達しかいない病院で出会った女性二人のお話。
まず、寝言も言わないし寝返りもうたないが、普通に起きる…
正直、全く良さが分からなかったです。自然豊かだな〜っていうのと、眠り病と言うくらいだからかかったら一生眠り続けるのだろう、と思っていたので、思いっきり目覚めて食事して、散歩や散髪までしているシーンを…
>>続きを読むよおわからんけどきまれる。
映画のなかでは夢や歴史や神話に対して現実があって、みえるものとみえないものがそこで画面の中に一度にある。みえないけど音が聴こえる。みえないものの音が聴こえる。タイ語とタイ…
© Kick The Machine Films / Illuminations Films (Past Lives) / Anna Sanders Films / Geißendörfer Film-und Fernsehproduktion /Match Factory Productions / Astro Shaw (2015)