白と黒の衣装の使い分けが好きだった。
キービジュアルにもなっている抱きかかえられながら崩れる2つの対になったカットがすごい好き。
繰り返し他の娼婦たちが現れる長回しのカットがとても不気味で印象に残っ…
※注意!猫が死にます。
戯曲が原作なのがすごく分かる。
身体のパフォーマンスと役としてのエモーションと発せられるダイアローグが全く噛み合ってないことで、言葉がどんどん前傾化してくる。ちょっと頭でっ…
ファスビンダーから更に進んで象徴で語っていくみたいなスタイルだった。セリフが文語みたいだし。セリフと言えば言葉の持つ印象が他の言葉を誘発していく連想ゲームみたいなセリフ回しもそうだし、最早人物を全…
>>続きを読むR・W・ファスビンダーによる戯曲が原作ということで、人物は舞台のように配置され、詩的な言い回しの台詞が大半を占める。しかし、筋としては案外シンプルで、寓話的でありつつ表面は単なる三角関係的な話として…
>>続きを読むダニエル・シュミットの映画は初めてだから、ファスビンダーの脚本に、どんな色がついた結果のこの作品なのかは分からない。ただストーリーは、ニュージャーマンシネマの真髄ように思えた。
ドイツの歴史をしっ…
© RAINER WERNER FASSBINDER FOUNDATION