「実話は退屈だ」
メタ映画ってやつですね。
ロブ=グリエの作品を全部観たわけじゃないから一概には言えないけど、彼の作品の中では観やすいと思う。
とか言いつつちょっと分からないところがあったので、ま…
難解でもましてや高尚でもなく、親切でそして可愛い。
確かに構造はいわゆる「メタ」なのだが、そのメタを親切な説明つきでひょいひょいと飛び越える軽やかさがこの映画の魅力。
運び屋×美女という設定も作…
ユーロエクスプレスに乗って旅する3人が語りレコーディングしながら作られる物語なのだけれども、本当に今並行して繰り広げられてるのでは?!っていう感じでハラハラする。
誰も信じられなくなる、不安さ。通り…
この映画でもやっぱりふわふわした人だなと感じる。
アラン・ロブ・グリエ
夢と現実の間で純粋に映像で表現していくような、メタ構造。
盲目の人に騙される設定が好きみたいだけど何故だろう。
翻弄されるの…
邦題を「ヨーロッパ “妄想” 特急」にしたらどうだろうか。
アラン・ロブ=グリエの作品だと比較的分かりやすいとの評判ではあるが、若干ついて来れない視聴者もいるのではないかと思う。
実験性の高いメ…
マリー・フランス・ピジェが完璧。彼女の全シーンが芸術。エライアスの性癖。
最後のキャバレーイヴ の"囚われた娘“ ショー。特急アナウンスで始まるの好き。お経の中回る鎖で縛られた裸体の美。これまた変わ…
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