今日は歩き回って疲れたのでわかりやすい単純映画観たろと思ってたのに、何故かロブ=グリエ映画なんか観てた謎の俺だった。けどこの人の謎具合は肌にあうというかすごく好き。オフビートじゃなくてオフメロディ、…
>>続きを読む“せめてそう努めたい”
“素顔に戻れる日が来た”
見えない嘘に見えない敵。私のツケはそういうもので、もう限界。私にだって見えていないさ、赤いワインに赤い血に。
“壊したヤツに片付けさせるんだ”…
嘘の反対には真実がある。つまり、「嘘をつく」ということを信じるなら、「真実がある」と信じてることになる。
本作、そういう態度を否定する。
真実とは何か。大勢が一致する見解か、定量的に表されるもの…
このレビューはネタバレを含みます
官能的。今回SM要素は少なめ、
監督の3作目ということで、監督のSM嗜好がここから片鱗を見せはじめたような。
白黒というのもあって、不滅の女と雰囲気は少し似ている。ヨーロッパ横断急行よりも、こち…
瞬きするように切り替わるカット、その連続性に関係を見出そうとするうちに虚構と現実が入り乱れる
何時も誰かがどこかから見ている。自分自身も目撃者・・
前半の引き込まれる感覚は凄く好み。
人が殆ど動かな…
頻繁に時空間飛ばすから映像がそもそも迷宮で、複数の軸の嘘が入り乱れるのと、映像と語りが一致したり一致しなかったりするのとで、映画自体が複雑な迷路みたいになってる中で、映画のフィクション性とか見られる…
>>続きを読む村で英雄扱いされている男の親友だと名乗る男が、彼の妻や妹を誘惑するお話
今までのロブ・グリエ作品よりかは結構分かりやすく、普通に楽しめる映画でした。『ヨーロッパ横断特急』のように、ロブ・グリエ初心…
嘘を吐くなんて生優しい次元じゃないほど虚実がこれでもかと入り混じる。彼は何者なのか?英雄とはどんな関係だったのか?そもそも彼は本当に生きているのか?
あまりにも生活感の無い屋敷で暮らす英雄の妻と妹と…
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