キューブリックってひとつひとつが重いからあんまり観ようと思わないと観る気にならないんだけど、この映画こそまさしくそのタイプのキューブリック映画だと思う。
神格化されたキューブリックらしさはなりを潜め…
2021年 鑑賞 21-274-18
ウィリアム・メイクピース・サッカレー先生の小説「The Luck of Barry Lyndon」を原作に、「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」「シャ…
中世ヨーロッパの、農民、兵士、貴族の生活を横断しながら描き出される現実表現主義は、まさにキューブリック監督らしい。美術設定もさることながら、絵画のように構成された画角が、各シーンの美しさや登場人物の…
>>続きを読む18世紀のイギリスを舞台にした架空の歴史映画でアイルランドの農民として育ったレドモンド・バリーが軍人~貴族へと成り上がっていく出世物語。
あんなに必死に従姉妹を愛し、親友の戦死にあれだけ涙したレド…
18世紀アイルランドの農家に生まれたバリー・リンドン(ライアン・オニール)の物語。
屋外、屋内、どちらのカットもきれい。屋外では農村、川や山等の風景がきれい。屋内では自然光、ろうそくの光が印象的…
最近 特に長尺作品への抵抗がなく、むしろじっくり味わえるこの尺を好んで観てる気さえする。
コチラもまた3時間超え、そしてキューブリック作品となると若干の敷居の高さを感じつつ観始めた。面白かった!(…
ひとりの人間の人生を覗き見しているような気分になった。内容的には特別面白いって感じではなかったけど、最後の言葉「醜いものも、美しいものも、みんな同じ、今はあの世」みたいな言葉を見たときに、なんか全部…
>>続きを読むまじで撮影したの当時なのではってくらい世界観が18世紀ヨーロッパみたいだった。もちろん詳しくは知らないけど。ろうそくの明かりの暗さ・軍隊行進の時のカメラワーク・果てしなく緑のアイルランドの大地・ドイ…
>>続きを読む第一部と第二部とで構成された180分超の長い長い🎬でした🥱
舞台は18世紀のアイルランド🇮🇪・・野心に燃える若者が立身出世と女性遍歴を繰り返す歴史ロマン作品でした。
これは絶対に睡魔が襲い眠…
レイモンドバリー、その人生
本作、キューブリックお得意のズームバックが多用されており、それによって歴史のワンシーンであるというまるで本の挿絵を見ているかのような客観性を獲得していると思われる
自…