ソクーロフ監督だったと知って慌てて観た。全編ソクーロフ自身のナレーションというより語り。『エルミタージュ幻想』も同じ語りで綴られる傑作だった。この人はやっぱり特別な映画人だと思う。ルーブル映画という…
>>続きを読む【「過去」が層をなす美術館】
第35回東京国際映画祭にてアレクサンドル・ソクーロフ新作『フェアリーテイル』が上映される。本作はディープフェイクを用いてヒトラーやレーニン、イエスキリストを同時共存させ…
第二次大戦時のルーヴルの姿を通して、戦争と美術の歴史を辿る物語。
現代を生きるソクーロフが、荒波に飲まれる美術品を眺めながら、戦争の波に飲まれた芸術を語る。
不勉強なため、分からない部分がある…
劇場公開されたときは何故かソクーロフを敬遠して見逃して、最近ようやく鑑賞欲求に駆られたのだけど、DVDレンタルがされる兆しが全く無い為U- NEXTで見ることにしたら、今の自分の感性には結構はまる作…
>>続きを読むソクーロフっていう人は本当に巨匠なのか…って感じでした。予告編の音楽が良かったです。ロシア人にとってヨーロッパというのは、憧れであると同時に疎外感すら感じるぐらい、強く意識してる存在らしいです。あと…
>>続きを読む『フランコフォニア』を観た。ソクローフ ✖️美術館ということで、誰もが『エルミタージュ幻想』を期待したはず。しかし蓋をあけてみたら内容は『独裁者四部作』の延長戦。旧ソ連を生きた人間の痛烈なヨーロッパ…
>>続きを読むルーブル美術館とは西洋中心主義の権化であり、政治的に産み出されたものである。ルーブルは自然に中心化されたのではなく、ナポレオンによって捏造された歴史なのだ。19世紀にあくまで政治的に中心化された西洋…
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