名匠ケン・ローチ監督が"今、だからこそ”全世界に伝えたいメッセージ!と謳った映画。
心臓に病を抱え、医師から仕事を中断するよう忠告を受けているダニエル。
休職中、補助金を受けようと役所に来た際、…
「画面上でマウスを動かす?」
「カーソル、立派な名前だ」
「役所は助ける気なんて無い、ミジメにさせるだけだ」
「もっとコーヒーを飲め」
「ごめんなさい、お腹がペコペコで、惨めだわ。本当に、倒れそうな…
【わたしは、ダニエル・ブレイク】
心臓に病を抱えた高齢の大工ダニエル・ブレイクは働きたいのだが、医者から仕事を止められている。しかし、国の複雑な福祉制度の問題で福祉を充分に受けられず困っていた。
…
『わたしは、ダニエル・ブレイク』(2016)
原題:I, Daniel Blake
監督:ケン・ローチ
映画史に残る傑作。イギリスの労働者階級の現状は日本の状況とオーバーラップし辛いシーンも多いが…
原題は I, Daniel Blake
ダニエルは病気とシステマティックなお役所仕事に翻弄され苦境に立たされる中、ロンドンを追いやられ街へやってきた二児のシングルマザーを献身的にサポートすること…
『キャッチコピーは所詮客寄せ用。
生活弱者に焦点を当てた社会派映画作品。
全編、全く映画映えしない撮影を徹底。
貧困は、一般常識を持っている方ですら、優しさが壊れてしまう…
生きる為に…
誰かの為に…
【鼻水垂らして泣いた】
映画館で観れなかったのでDVDにて鑑賞。
心にじんわりと何処までも広がる作品。
人の優しさ、残酷さ、弱さ、強さ、不平等さ、そして希望、全て現実的に詰め込まれた、素晴…
ケン・ローチ監督(「麦の穂をゆらす風」)
ダニエル・ブレイク:デイブ・ジョーンズ
ケイティ:ヘイリー・スクワイアーズ
複雑な制度に振り回され、貧困という現実に直面しながらも人としての尊…
あまりにも生々しい現実を描いていて、映画というフィクションだからこそ、社会の皮肉や構造的問題を、観る者に対して痛烈に突きつけていた。
ダニエル・ブレイクは、決して贅沢をしたいわけじゃない。自分だけが…
心臓病を患った主人公ダニエルが生活保護など国の保護を受けようとするも、制度に阻まれて援助を受けることができず、次第に精神的・経済的に追い詰められていくお話。
先日鑑賞した『悪い夏』同様、この作品も…
© Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2016