【鑑賞メモ】
白いベール。
編み籠と拳銃。
進む時計の針。
爆弾。
戦争映画としての堅実な重みと、サスペンス映画的な高揚感が、絶妙に絡み合った傑作。
当時のニュース映像のような、硬派なモノクロ映像…
このレビューはネタバレを含みます
実録映画でないか疑うほど戦闘描写が生々しく、当時の惨状をまざまざと見せつけられる。非人道的に支配を続ける仏軍を淡々と映す一方で、抵抗するFLNを激情的に描いており、両者の対比は興味を増長させた。最終…
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白黒の映像の効果もあるのだろうが、臓腑に響くような凄みのある作品だった。
アルジェリアの独立のために立ち上がった民族解放戦線(FLN)とフランス軍の衝突が何度も繰り返され、その度に多くの犠牲者が出…
むかしソフトで。戦争映画の名作。アルジェリアの革命組織FLNによるフランス圧政からの独立抗争を描く。モノクロのドキュメントタッチの映像がリアルで生々しい。特に時限爆弾シーンはスリル満点。映画は独立直…
>>続きを読む『ワン・バトル・アフター・アナザー』予習その5
PTA監督の公開に合わせてこの映画観といてねの5本は完走。
パレスチナのこと想起。
ラストのデモと軍との衝突は記録映像かのようなリアリティ。これを実際…
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