私は今までに、こんなにも怖ろしい映画を見たことがなかった。鮮烈な暴力、リアリティ、迫力、サスペンス、スペクタクル。
これは、闘いにより自由を勝ち取る過程についての映画であり、血みどろの暴力に対す…
『大事な事は抵抗し続ける事』
胸を打つ、数々の無垢な言葉。
本当の自由とは?どうして独立を成し得たのか?
変わっていく国際状況。はたして私達はこの出来事を「対岸の火事」として観てしまってはいない…
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暴力で勝利はない。
民衆が立ち上がる事によって勝利する。
1954年から1962年にかけて行われたフランスの支配に対するアルジェリアの独立戦争を描いた作品です。
ビートを刻む独特の音楽などサン…
イタリア人の監督がアルジェリアで撮ったらしいが、なんとなしフランス映画の様であり、又は仁義なき戦いっぽくもある。
間違いなくアルジェリア独立派の視点から撮られた作品であり、第二次大戦後も引き続いたフ…
記録文書を基につくられた生々しいドキュメンタリータッチの映像で、フランスからの独立を求めるアルジェリア抵抗軍とフランス軍の攻防が淡々と描かれる。特にラストでスクリーンから溢れる群衆の熱はすさまじく、…
>>続きを読むこれは凄い。理解するということを越えて、スクリーンから溢れ出て圧倒するものがあった。
なにも美化することなく、ありのままを激写したとてつもない再現。
実態などわからない。最後、霧が晴れ怒濤の群衆が…
このレビューはネタバレを含みます
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