冒頭のシークエンス、
映像のコントラストがパキッとしていて、でも落ち着いたムードで、過去の回想シーンがしっかり作り込んであって、音楽がじわっとセンスが良くて、おじいさんもなんだかかっこよくて、
あ…
【なぜこの映画は分かりにくいのか】
分かりにくい映画でした。
一見すると、ラストのあたりで障害者に付きそう保護司の言葉、およびその後主人公が説明的に娘に語る言葉で謎解きは終わったかに見えるのですが…
これがもし ベロニカの視点の物語だったなら
この作品のカラーは大きく異なっていただろう。
主人公の彼も幼く可愛く そして軽薄に映って
いて、彼女のある時点から 世界は大きく辛辣な
ものへと変わって…
ナルシスト爺さんが語る、自分に都合のいい思い出話映画。
正直、この爺さんの自己中偏屈ぶりが最後まで癪に障り、全然楽しめませんでした。
シャーロット・ランプリング演じる現在のベロニカの気品に満ちた老婦…
★1862作品目
☆2022年︰777作品目
原作「終わりの感覚(The Sense of an Ending)」
面白かったけど、
日記の内容が気になりすぎて…
あと、ベロニカの「その後」って…
このレビューはネタバレを含みます
主人公とベロニカ、その友人との関係性が薄い描かれ方なせいか、主人公があの年齢になってからベロニカに執着する理由が見えにくいかなー。
見てる側をモヤモヤさせっぱなしで、キレイなフリした着地でごまかした…
初老の男性に、弁護士から、大学時代のガールフレンドの母親からの遺産相続の連絡が届く。
正直に言うと、彼女とも言えなかった人の母からなので、今頃なぜ?と、弁護士事務所に問合せると、その遺産というのは、…
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