しみじみと良さを感じられる映画。
事実とフィクションを織り交ぜている内容だそうだが(フィクション部分は、ブルガーの著書が原作である事を考えると、サロモンの現代パートだろうか?)、オーストリア映画らし…
このレビューはネタバレを含みます
第二次世界大戦時、ナチスの収容所にいた数名がドルとポンドの贋札作りをさせられた話し
主人公は皮肉にも絵の才能のある元偽札偽造のエキスパート、他には印刷工、カメラマンもいたと思う。
ドル、ポンドの…
残酷なナチスドイツ時代の模様を描いているわけではなく
ユダヤ人の偽札を作るプロを中心にユダヤ人達が偽札を作らせられる話
深くて どんどん見入ってしまう!!
最初の入り方と最後の終わり方がすごーいよか…
どんな事情があるにせよ、ブルガーのような人間の周りにはいたくない。
ブルガーの言い分は理解可能だが、決して崇高ではない。目の前の人間を見殺しにする思想に崇高さも何もない。救える人間の数で考えればブル…
映画の良いところの1つは、普通なら知ることのない史実に気付けることだと思う。この作品は「ベルンハルト作戦」というナチスドイツが強制収容所ユダヤ人にさせた贋札製造を描いている。知りませんでした。勉強に…
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ナチのベルンハルト大作戦を描いたもの。
すごい作戦だよな〜って思うし、実際に成功したんだからもっとすごいよな〜って思う。残虐なシーンもなければ、ホロコースト映画にしては、ラストなんかむしろすっきりし…