新年、映画館上映、一本目。
素敵な映画でした。
当時のエストニアの情勢や、歴史、背景にあるものを理解して観ることができたら、尚素晴らしい作品になったと思われます。
それでも子供達の眼差しや、表情…
子供達の淋しさを満たすフェンシング指導がやがてエンデル自身の生命力へと繋がる…それがカドリとの関係に投影され温かい。寂寥感いっぱいな景色は逃避行してきた心を写すよう。マイルドな演出が優しい余韻を残…
>>続きを読む静かに 真摯に 誠実に
語りかけるような映画
何を大切にしたいのか
守りたいのか
余計な映像だらけのようでいて無駄の無い
真面目な映画
子供たちが道具を手にしてはしゃぐ姿や
都会を電車の窓から覗…
このレビューはネタバレを含みます
『こころに剣士を』鑑賞。邦題にセンスの無さが感じられるが、でも要するにこういうことだっていう総括にはなっている。元兵士かつフェンシング選手のエンデルがエストニアの田舎の学校で身を隠すも、フェンシング…
>>続きを読む子供達に囲まれて徐々にエンデルが変わっていく様子がとってもあたたかい。
しっとりした音楽に包まれた美しいカットの数々がどれも印象的で、スクショして飾りたいのはウディ・アレンぽくもある気がして。
…
素敵です。
一瞬一瞬の尊い輝き。
恥ずかしながら時代背景に疎いので、
実際の重さは計り知れないのですが。
子供たちとの絆。
アート系作品と思わせながら後半のフェンシングシーンの見事な設計。
子供たち…
原題は“The Fencer”。
邦題にある「剣士」という意味だけでなく、モチーフである「フェンシング選手」といものや、「柵を飛び越す訓練をした馬」という意味もある。
主人公エンデルや彼にフェンシン…
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