【情感だけでは】
台湾のエドワード・ヤン監督による映画。
同棲している男女を軸に、それぞれの過去のしがらみや現在の職場での苦労、他の異性との交流などを淡々と描いた映画。
筋書きはいちおうあるけ…
長い付き合いは、気だるい。
どうしようもなさから離れられない。時代が、社会が、そして自分が変わっていくはずなのに、どうしても素直に受け入れられない。
遠巻きに観る彼らは、止まる景色のなかで、もがき…
余白が多くその場の匂いがしてくる映画だと思った、ゆるやかに容赦なく悪くなっていく生活の閉塞感が全体を覆っている
みていてハッとするような画が多かったし、カメラワークが良かった
バイク走行のショット…
台北の変化と昔日の日々に取り残された2人が対照的に撮られ、その変化するビルに若い人々は現実からの逃げ場所として住む。街灯の丸い光が画面に映る時には手に入らない日々の印となる。海辺のカットとバイクのシ…
>>続きを読むこの臨場感、空気感。飲み明かして友人宅で目覚めたあの気だるさまで蘇る。経済成長の中、変わってゆく台北と真綿で首を締めるように悪くなっていく二人の関係。カメラワーク、日本のCMの使い方等ストーリーが淡…
>>続きを読む『台北ストーリー』その時代の都市に翻弄される幼馴染みのアリョンとアジンを描く監督エドワード・ヤンの撮影アングルと編集リズムという演出テクに酔いしれる。特に闇。ネオンを背に戯れる男女と夜を失踪するバイ…
>>続きを読む自分でレンタルしときながら放置していて、作品の前情報はおろか監督すら誰だか忘れた頃に見た。
なんかこの俳優見覚えあるなって思って侯孝賢監督の若い頃だって序盤に気づいたけど、自然にハマっていて中盤から…
台北ストーリー
正直理解できないことの方が多かったけど、登場人物全員の人生の歩みが全く違うものでどれも目が離せない。あと一歩が踏み出せない、想いを断ち切れない、そんなもどかしい雰囲気が終始伝わる。…
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