ついに観た、『羅生門』。
黒澤映画が飛躍するに至った代物と言って良い。
話の構成と役者の魂籠る演技に圧倒される。
羅生門、朽ちかけた寺の門に雨宿りに寄った下人。
そこにはすでに先客で杣売りと僧侶…
黒澤映画というものに始めて触れることになって最初に思いついたのが羅生門だった。芥川龍之介ということもあり触れてみようと。最初見た時は合わないと思い、ほぼ考えずに終わったが今になって見直してみるとなん…
>>続きを読むそれぞれの証言がこのなり面白かった。死んだ男の証言の時に女が見たこともないくらい色っぽかったのだって言ってる時の女の人が本当に他とは別の色っぽい綺麗で可憐な表情になっていた。こんなにも雰囲気変えられ…
>>続きを読む昔に観たらすごい映画だと思ったんだろうけど、想像してたよりは控えめだったかも。
脚本自分も書き始めたから分かるけど、説明台詞をどこまで許容できるかが本当に難しい。個人的には少し多めに感じて、もう少し…
世界のクロサワだ。
事件に対して複数の証言から真実は何かを知るストーリー。ミステリーとしてはかなり古典なので謎もクソもないが、キャストの演技力とモノクロのショットが素晴らしい。伝えたいメッセージも人…
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