土砂降りの中、半壊の羅生門の下で雨宿りをする3人。「さっぱりわかんねえ」と呟く行商の口から、とある事件の発端が語られていく。目撃者と当事者による証言の食い違いが真相をどんどん遠ざける。
物語の構造…
黒澤映画というものに始めて触れることになって最初に思いついたのが羅生門だった。芥川龍之介ということもあり触れてみようと。最初見た時は合わないと思い、ほぼ考えずに終わったが今になって見直してみるとなん…
>>続きを読むそれぞれの証言がこのなり面白かった。死んだ男の証言の時に女が見たこともないくらい色っぽかったのだって言ってる時の女の人が本当に他とは別の色っぽい綺麗で可憐な表情になっていた。こんなにも雰囲気変えられ…
>>続きを読む昔に観たらすごい映画だと思ったんだろうけど、想像してたよりは控えめだったかも。
脚本自分も書き始めたから分かるけど、説明台詞をどこまで許容できるかが本当に難しい。個人的には少し多めに感じて、もう少し…
世界のクロサワだ。
事件に対して複数の証言から真実は何かを知るストーリー。ミステリーとしてはかなり古典なので謎もクソもないが、キャストの演技力とモノクロのショットが素晴らしい。伝えたいメッセージも人…
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