今年一番楽しみにしてた映画のひとぉつ!
そりゃあもちろん面白かったけどランティモスにしてはつるりとしすぎていて物足りなさを感じてしまった、もっとわけわかんなくて頭の中に?をたくさん残してくれる映画…
このレビューはネタバレを含みます
これは … !!! これがヨルゴスさんワールドなのか .. 聖なる鹿殺しでも感じた独特のねちっこ~い鋭利な湿度。アビゲイルの性悪さ(なんて表現じゃ済まないもっと別次元の脅威的な何か)、みんなどの辺り…
>>続きを読む不思議な映画だった。
レイチェル・ワイズとエマ・ストーンの、女王陛下争奪戦って感じで、後が読めない物語になっていた。
オリヴィア・コールマンの演技が、とにかく素晴らしかった。気分屋で、優柔不断で…
権力者に取り入ろうとする人間たちの腹黒さを真っ直ぐに描いた映画 ヨルゴス監督らしさは薄め(ロブスターや鹿の描写は遊び心満載って感じやけど)
ここから哀れなるものたちに連綿と繋がるテーマというのもあっ…
ほんとはもっと高く評価したい。でも長髪巻き毛ズラの貴族たちも含め全体的に下衆すぎた(笑) そういうリアルさだから突き落とされて泥まみれなのかな。
特にアビゲイル(エマ・ストーン)のターン。エロティ…
クラシカルな衣装や美術が素晴らしい。特に本作は宮廷ものであるため豪華な雰囲気が漂っており、視覚的な魅力が強い。
野心と能力のある女性による権力闘争という筋は宮廷ものとしてよくあるが、キーとなる女王…
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