通好み。イラン映画好き、メッセージ性の高い深みのある作品好きの方にお勧めします。少し人生に疲れた方にも良いかも…
淡々と進むストーリー。構図は至ってシンプル。自殺を助けてくれる人を探すだけ。
ま…
ラストの翌朝を迎えたシーンに尽きる。それまでの絶望を解放するのに、こんな手法をとるとは!ただこれが斬新で独創的かというとどうか。日本の昭和のドキュメンタリーなんかは、監督の介入や虚実ないまぜなどは日…
>>続きを読む自殺を考えてる構ってちゃんおっさんが色んな人に後始末を頼む。
簡潔に言い表すならばひたすら車!茶色!なのに美しい。
頼まれる相手はクルド人、アフガン人、トルコ人とバラエティ豊かで、あちらの事情に疎い…
2020年 22本目
大阪でたまたま入った焼き鳥屋さんが、めちゃくちゃ映画好きな大将で、話盛り上がり過ぎて「大将のオススメありますか?」で教えてもらった映画。後から調べたらこの映画、カンヌ映画祭で…
イランの山岳部が主な舞台。
自殺をしようと思っている主人公の男は自分が地面に掘った穴に入って死んだ後に埋めてくれる人物を探して車に乗って山岳部のクネクネ道を流している。
彼は二人の男には断られたが三…
キアロスタミという人がどういう人なのかどんな作品をつくるのか興味があれば観るのも楽しいかもしれない。
ストーリーというよりもドキュメントでその場の情景、感情を観るところが他の映画とは違うのかもしれな…
大地が光を受けてとても綺麗。
老人の言葉が染み入る。赤と黄色に染まる夕陽をみなくて良いのか?満月の光をみなくて良いのか?すべてを拒み、すべてを諦めてしまうのか?桜桃の味を忘れてしまうのか?朝露の匂い…
1人でどうにかせいや!ってツッコミは置いといて、主人公に何があったのか?何をさせようとするのか?と、自然と引き込ませる作りはすごく良いなと思った。あと、登場人物がどれも魅力的。とても演技とは思えない…
>>続きを読む代わり映えのない風景の中を走り続ける一台の車。それは人生そのものを隠喩しているのだと思われる。
映像と台詞は二つの平行線を辿りながら交わることがない。その着想は面白いのに、結句それが映像表現としての…
(C)1997 Abbas Kiarostami