何もかもうまくいくわけでもなく、自分のやってきたことが正しかったのかすらわからない、折り合いもついたりつかなかったり。最後まで相容れない人もそりゃいる。
善でもあり悪でもあるあの広告はもう人そのもの…
誰かが誰かを恨み
誰かが誰かを傷つけ
誰かが誰かを赦す
人生はその繰り返し
それを3枚の看板が表すミルドレット、ディクソン、ウィロビー3人の人間関係とその3人が住む、人種問題・差別問題・レイプ・D…
復讐についての作品でしたね。「begets」という動詞を本当に19歳の女の子が使ったと知ってワインボトルでぶん殴るのを思いとどまるシーンとか、広告代理店のレッドがストローの向きを変えるシーンとかが好…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ミルドレッドの鉄の女ぶりからの、ビルとジェイソンめちゃくちゃ良いやつやん!ってなる最後まで、あっという間だった。復讐は何も生まない。それがわかったミルドレッドとジェイソンは、レイプ常習犯を殺すことは…
>>続きを読む「娘の強姦殺人を看板に載せることで解決したい」という設定から勝っていると思うほど面白い設定の映画だと思いました。
その設定を犯人探しの為だけのサスペンスにするだけでも十分面白いと思うんですけど、そ…
ただのレイプじゃなくて、ただの死亡でもなく、レイプされて死亡
ディクソンがレッドの事務所に乗り込むところの長回しが震えた
望むより努力
怒りが復讐をよび、復讐が怒りを連鎖させる
終始不穏でいい…
(C)2017 Twentieth Century Fox