原作を読んでからレビューしようと思っていたので、今に至りました。昨晩ようやく読了したので、これから映画の感想です。余談ですが、私が読んだのは筑摩版「世界文學体系/チェーホフ集」中の『かもめ』(神西清…
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ずっとずっと長いこと気になって観たかった本作
しかし、日本では長い間未公開状態が続いたが、今回ついに配信サービスで観れるようになり、歓喜して観てみました
まず、初めに恥ずかしながら、チェーホフの原…
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【かもめ】は、戯曲の中で特に好き。
初めて舞台で観た時の衝撃を、もう一度味わうことが出来た。余韻でまた寝れなくなりそうだけど、すごく幸せなこと。
マーシャに憧れて、黒い服ばっか着てた時期があったの…
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かもめにおける喜劇性はどこにあるのか。
この映画のマーシャを見て少し感じられたところがあるかもしれない。
愛する人が自分を愛してくれない、辛い片想いを忘れる為に好きでもないが愛を与えてくれる教師と結…
映像描写は美しいのだけど、「かもめ」の解釈が個人的に違ってしまっていて、解りやすいのたろうけど、感情の描き方が短絡的な感じがして違和感が拭えなかった。
戯曲だから様々な解釈があって良いのだけどね。
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文庫で手に入るチェーホフの戯曲をいくつか読んだ時、一番好きだった作品「かもめ」。ラストシーンの静けさがいつまでも心に残った。
そんな静けさがどのように映画で表現されているのか気になったのと、最近観る…
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舞台女優で成功したイリーナ。
その愛人で作家として名声を得たボリス。
イリーナの息子で作家を目指しているコンスタンチン。
その恋人で田舎の裕福な地主の娘で女優を目指すニーナを中心とした恋愛を描いた、…