終戦間近、宮崎県にある霧島の麓の村の出来事。
病気の学生や、片足を失った負傷兵。
滞在する兵士と、夫を亡くした妻との会合。
起こる出来事は日常のようだが、時代は戦時中。
だから今では非日常の部分を…
康夫は学徒動員で働いていた工場で空襲に遭い、被弾して瀕死の重傷の親友に何も出来ず、その場を逃げ出してしまった事がトラウマになっているらしい。
康夫自身の療養の為、地元の田舎に帰ってくれば、怠け者扱い…
戦争の悲惨さや残されたものの苦しみ、いろいろ描こうとしているのは理解できるが一貫したストーリが理解しずらく、なぜここでこういうシーン、会話があるのか全く理解できない。
映画の中では方言が使われており…
多分京都シネマでのアンコール上映のときに見て、そのあまりの素晴らしさを言葉にできずにいましたが、とにかくこの映画を撮ってくれてありがとう、と書いておきたい。
この作品を見ると、戦争は格差と分断の中…
素晴らしい作品である。戦争の悲惨を平凡な日常生活にのほほんと忍び寄るぷちぷち狂気を描いている。これがまた、アイロニー的なコミックや美しい霧島そしてエロスの風景を見事に散りばめられいて、非常にタチが悪…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます