最初で最後のキスの作品情報・感想・評価 - 3ページ目

「最初で最後のキス」に投稿された感想・評価

おおや

おおやの感想・評価

4.5
3人ともそれぞれ魅力的で、かわいいなあ〜〜なんて思っていたら、、、
後半はつらくてつらくて、ラストは衝撃。
つらい、つらいよーーー
光のあれば必ず影は生まれる。
若者達の輝かしい絆と、
そこに隠された闇を描いた作品。

前半はとにかく驚くほど、ポップ。
ロレンツォが越してきた初日、自室の窓を開けるシーンが好き。
もっと3人の日々が見たかった。

後半は一気にシリアスに。
ほんの少しだけでも、違う道を歩んでいれば結末は変わっていたことが、より切なくて、ラストシーンは胸に残った。

向き合うことから逃げて得た強さは、
ガラスの様に脆く、砕けた破片は時に周りの者に突き刺さる。近い程に深く。
Dai

Daiの感想・評価

4.0
思春期ってボタンの掛け違いのような日々なんだなってつくづく思う。まさにifーたらればーの連続。

男女間の機微と若さゆえの荒々しさを上手に描いていてとても好きな作品であった。同性愛や性交渉など現代の若者が抱える諸問題が痛々しく表現されていた。

故に要所要所で挟み込まれるミュージカルタッチな演出は映画全体の緩衝材となっていてよかった。古着屋での件はとても好き。

最後まで見ると邦題の「最初で最後のキス」が強烈に突き刺さる。

(なお、この映画は2008年アメリカで起きたラリーキング事件を基に作られた映画とのこと。備忘録として記しておく。)
主演俳優さんの舞台挨拶があると聞いて中身もほとんど知らずに鑑賞。

序盤はなんか好みじゃない演出と思いつつ、終盤の展開に驚愕でした。
実話と聞いてさらに驚き。
いじめられた過去があるから、差別社会は本当に悲しいです。
社会人になってもなくならない・・・

そこに絶望しないで生きてほしい。

リマウ君とっても好青年でした!
ausnichts

ausnichtsの感想・評価

4.0
ビタースイートじゃないよ、どちらかというと青春残酷物語。

何も知らずに見に行けばラストはショッキング。

この映画、言葉では表現できない、人間の心の動き、おそらくそれらは、社会というものを認識し始め、それらと自分との齟齬のようなものを感じ始める思春期に最も表に出やすい様々な感情ではないかと思いますが、そうしたものが全編に見え隠れしています。

https://www.movieimpressions.com/entry/2018/08/27/141459



総じて好みの映画なんやけど、なんか惜しい。


ただ、ボーンディスウェイを用いてのミュージカルシーンは出色!

今さら感半端ないけど、最高のシーンでした。
kii

kiiの感想・評価

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夏休み最後の日だったから映画館にでもいこうと思い立ってたまたま見た映画。
私はちょうど16歳だけど、あんまり共感できないしまだよくわからなかった。

このレビューはネタバレを含みます

「友情にはハッピーエンドが必ずあるとは言えない、、それでも、、」

〜あらすじ〜
転校生として田舎に引っ越してきたロレンツォはいきなり学校で除け者にされる。そこで同じような扱いを受けた女子のブルーに自分はゲイと伝えて次第に友情が芽生えてくる。そこにアントニオという、バスケ部の除け者が加わり、3人の交流が始まる。。


[感想]
16歳の頃の自分と重ねていつの間にか観ていました。ラストの衝撃。思春期の若者たちには勇気と知恵が少し足りないんですね。自分もそうでした、振り返ってみても、あのときこうしておけばといくつもの失敗を後悔しています。

作品の色合いに合わないラストが衝撃的すぎて、カメラを止めるなの構造とも似ている気がしました。なので、この映画も口コミで話題になればもっと公開数が広がる気がします。というか、みんなが観るべき映画だと思います。

現実問題、若者の苦悩や葛藤をテーマに、それをあまりにも暗く描かず、最初はポップに仕上げているから、とても入りやすかったのですが、そこからは予想もしえない最後に突きつける残酷な悲劇に言葉が詰まりました。その悲劇に後悔があるからこそ、最後の彼らの笑顔はものすごく切なかったです。
押し付けがましくなくても、考えさせられるものがありました。

友情が芽生えて、育んで、成立させるために「他人を心から受け入れる」と1つの回答も作品から聞こえてきました。簡単なものに見えて難しいものであると思います。

作品のテーマを真摯に受け止める結果になったこの映画はベストムービーに入れたいと思います。

まだ観ていない方はぜひ、おススメです!
モモモ

モモモの感想・評価

3.9
事前情報0で観てよかった秀作。
はみ出し者達の映画は観ていて居心地が良い。学校から、社会から、組織からはみ出た者達に居場所を疑似体験させてくれるのが映画の良い所だ。
「マジかよ…」な物語の収束には今作で扱った様々なテーマ(同性愛、合意なき性行為)に真摯に向き合った姿勢が透けていて感動すらした。
現実もフィクションもそう上手くは事が運ばない。
xxx

xxxの感想・評価

3.7
脆くて暴力的、衝動的。
ロレンツォのような強さを前に、人はある種畏怖の念を抱くんじゃないだろうか。だからとても苦しい。

う〜ん…音楽は微妙かな…。'現代'を象徴するには合ってるけれど。好みの問題。