結局誰も血が繋がっていなかったのは意外だった。でも彼らは確かに”家族”だと思う。
信代や治が子供たちに与えていたのは家族のような無条件の愛だし、法的に見ればそれが子供達にとって最善とは限らないけど…
本物の家族では無い世間的に見ればハリボテを寄せ集めたような家族かもだけど、血の繋がりだけが家族じゃないんだよね、て思わされる作品
生きる為にやっていて疑わなかった万引きを、「妹にはさせんなよ」の一言…
とても考えさせられるし苦しい。
絆があって愛情は確かにあるけど、祥太を置いて逃げ出そうとするのはやっぱり家族じゃないからで、責任とかそういうのがないからなんだと。
祥太は置いて行かれたことを知って自…
何から語ればいいか分からんけど、家族と呼ぶのに血の繋がりとか関係ないということは確かに分かった。
結果的に悪いことだとしてもそこにあった愛情は嘘なんかではなくて、確かに本物だなと思う。
ただただ心が…
その作家の集大成的な作品が、必ずしも最高作とはかぎらないと同時に、広く世評を集めるためには、切っ先を鈍らせる必要があるのかもしれないとも感じた作品。是枝裕和監督のフィルモグラフィを、断片的にうまく繋…
>>続きを読むフジテレビジョン ギャガ AOI Pro.