ゲッベルスと私に投稿された感想・評価 - 16ページ目

『ゲッベルスと私』に投稿された感想・評価

moirai

moiraiの感想・評価

4.0

103歳とは思えないはっきりした話し方と、画面に刻まれた深いシワが印象に残る。

子どもの頃の育てられ方、就職のために党員になったこと…
もし自分が当時ドイツに生きていたら、どうしていたかと考える。…

>>続きを読む

ブルンヒルデ・ポムゼルは「ユダヤ人虐殺について知らなかった」と断言する。その明晰な口調からは、無思想に陥ったアイヒマンの姿を連想せざるをえない。
2017年1月27日、彼女は永眠。1945年の同日、…

>>続きを読む
いち麦

いち麦の感想・評価

4.0

ナチスの中心近辺で働いてながらユダヤ人虐殺を知らなかった、というポムゼルの言葉には、納得できる状況発言が端々に窺えた。ホロコースト映画でよく見るのとは大分違うフッテージ映像が豊富に挿入され興味深く…

>>続きを読む
たむ

たむの感想・評価

3.5

モノクロのインタビューの現代の映像とモノクロの記録映像が、編集され、このドキュメンタリーは、過去の出来事ではあるものの、現代の物語でもある、という不思議な感触を与えます。
『アクト・オブ・キリング』…

>>続きを読む
TOT

TOTの感想・評価

3.9

「なにも知らなかった、私に罪はない」
「ドイツ国民全体に罪があるなら私にも罪がある」
「神様はいないが悪魔はいる、この世に正義はない」
ゲッベルスの秘書だった103歳の女性が朗々と語り、肯定し、時に…

>>続きを読む
Osamu

Osamuの感想・評価

4.2

前半、気付かぬうちに輪っかが首に巻かれていて、それを終盤キュッと締められた感じ。

ドイツ・ナチ党ナンバー2ゲッベルスの秘書を務めた103歳の独白。

ナチ党で働いた経験を、開き直ることなく、言い訳…

>>続きを読む
ウニ

ウニの感想・評価

4.0

ゲッべルスの秘書だった方が実際に見たww1終戦からww2終戦までを語る。御年103歳(撮影当時)。ドイツの普通の若い女性視点でリアリティがあって非常に興味深かった。歴史の生き証人。

生育歴とww1…

>>続きを読む

原題は「A German Life(あるドイツ人の人生)」で、
ブルンヒルデ・ポムゼルの想いを良く表していますが、
邦題「ゲッベルスと私」のほうが映画をイメージし易いです。

ジョセフ・ゲッベルスは…

>>続きを読む
Kan

Kanの感想・評価

4.8
「神はいないが、悪魔はいる。この世に正義などない」
凡庸の悪についての映画。必見。

ナチ党員としてナチのNo. 2だった宣伝相ゲッペルスを下支えしていた同時代の最後の生き証人ポムゼム氏(撮影時103歳)のモノローグを中心とした映画。
言い訳がましく聞こえたり、本当なのかと耳を疑う内…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事