セリフが抽象的・哲学的だからちゃんと咀嚼できてないのだけど、なんかよかった作品
重い病を宣告されると予測しているクレオは若くて美しく、それでいて歌手という華々しい世界に身を置いている
けれど、病気…
癌の検査結果を医師に聞く約束の時間までブラブラする女性シンガーを描く。占いに行って一旦帰ってスタッフと話して軽く歌ったり、友人と会って無声映画をチラッと見たり、公園で見知らぬ兵士にナンパされたり、や…
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死の持つ恐怖は継続してきた時間が途切れるということであるっていう話。
1962年の映画で時代のせいなのか低予算のせいなのか編集が変な所で切れている所があったりと、物語を楽しむ作品ではないけど、絵的…
若さ 美貌 成功、お金。
ほぼすべて手にしていいるのに 病への不安を理由にすべてに不満な主人公。
アントワネットのようでもあり クレオパトラのようでもある。クレオという名前もおそらくそこから。童話…
伝説の女性監督アニエス・ヴァルダの才気溢れる作品。診断結果が出るまでの2時間、パリの街を彷徨うというシチュエーションの勝利。そして物語りと同時にパリのルポルタージュにもなっているというアイデアも素晴…
>>続きを読む冒頭からお洒落。
カラーとモノクロの使い分けお洒落。
ファッションやヘアスタイルお洒落。
街並みがお洒落。
カメラワークお洒落。
時間表記お洒落。
鏡の使い方お洒落。
音楽がお洒落。
劇中劇もお洒落…
このレビューはネタバレを含みます
病を宣告され、主人公であるクレオがその診察の結果を待つまでの二時間を描いた作品。
まずもって、この物語は、単純な"生と死の二項対立"に帰趨しない。主人公の、歌手であるクレオは、"自分の美しさを鏡…
鏡による開かれがすごい、枠の外へ外へと開かれていく
どっちが像でどっちが現実かわからない曖昧なショット
バザンが喜びそうな被写体深度
アンダルシアの犬のポスターあった
めちゃくちゃいい雰囲気だし画面…