〖1960年代映画:人間ドラマ:フランス映画〗
1961年製作で、ガンの診断結果を待つ若い女性歌手クレオの5時から7時までをリアルタイムで切り取った人間ドラマらしい⁉️
わからんでもない…作品でした…
主人公クレオがひたすらに自分はガンなんじゃないかと不安な気持ちで過ごす2時間弱を分単位で描く。
こんなネガティブな内容なのに不思議と悲壮感はなく、主演のコリーヌ・マルシャンがとってもチャーミング。
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アニエス・ヴァルダは「顔たち、ところどころ」で見て、
素敵なフランスおばあちゃんだと、思っていました。
まさか、彼女の作品だとは知らずに鑑賞。
1960年代のパリが、とても素敵に描かれています。
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今日はなんだか死というものを嫌でも考えてしまう日だったんだけど、たまたま寝る前に選んだ映画がこれだった。
偶然だけど怖いわ
この映画のおかげで、明日からは今を見て生きれそう。
クレオの最後美しか…
女が女であることを、女としてどこまで描くことができるのか。
このことについて、様々な可能性と共に、どこか限界を感じさせるような作品でもあった。1962年という製作時期を織り込んだうえで、ここよりも…
ゴダールを意識しかのようなある女性の2時間を奔放に描いた作品ではあるが、病気の発見により自分の生きざまに苦悩する女性を通して女性が社会で男性的な抑圧をはねのけ生きていくことの難しさを描いているのがア…
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