このレビューはネタバレを含みます
ベンがビニールハウスを燃やすと言ったことが、ジョンスの過去の思い出、お母さんの洋服を燃やすようお父さんに言われたトラウマと重なって妄想が広がっていく。
ジョンスが片付いたヘミの部屋でパソコンに向か…
結末の不明瞭さが、現実世界のようで妙にリアルな胸騒ぎ映画。
登場人物みんなどこか闇と影をちらつかせていて、どこか不穏な雰囲気漂っている。
そのため、結局の結末も実際に起きていることなのかすら信じ難…
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満を持して鑑賞。
ヘミの言動が、村上春樹作品の女性像のまんまで痺れた。あえてカットしない長回しのシーンとか、太鼓の音とか、緊張感や映像にグッとのめり込む要素が多くて感動した。
グラスのシーン良すぎ…
原作とは違うのに、どことなく村上春樹の文体を感じる。これが優れた脚色というやつなのかと思う。主人公の垢抜けない雰囲気と、金持ちのベンとの対比が印象的だった。何か起きそうで起きない、と思っていたら起き…
>>続きを読む意味ありげなシーンが多いのに分からない……。
ビニールハウスを燃やすってのは殺人なんだろうか。(恐らく)幼少期のジョンスが燃えるビニールハウスを見つめているショットなんかも分からない。井戸の話につい…
虚構を如何に作り出せるか、に対しての完璧なアプローチ。スタート地点を明確にしたことで、その膨大さが顕になり、満足感に繋がる。ただ、原作読んでた時から変わらんのやけど、「納屋を燃やす男」ってめっちゃイ…
>>続きを読む全体を通して暗いトーンで話が進んだ。不協和音のようなBGMも相まってホラー映画さながらの空気感だった。原作の村上春樹の小説を上手く韓国の実社会に落とし込んでいるなと感じた。どこまでも解釈の世界を抜け…
>>続きを読む未見だった名作!
なるほど〜…
いや「含み」が多すぎる〜泣!
「匂わせ」と言う言葉があるが、
その最たるミステリーと言うか…
(それに翻弄されるノワールか?)
「確たる描写は一つもない!
でも…
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